・食品製造工程で機械の生産性を上げるために部品を鋳物で製造する木型がほしい
・鉄工所に依頼したほうが良いのかわからずいろいろと調べていたら木型にたどり着いた
・鋳物屋に問い合わせをしたら木型屋さんの専門領域だと言われたが木型の見積もり依頼の流れがわからない
というお客様からの問合せや見積もり依頼がよくあります。
今回、木型製作の見積もり依頼やご発注から納品までの流れについて、創業41年の村田木型製作所が専門的視点でお伝えいたします。
目次
木型とは
そもそも木型とは、鋳物製品を作るために設計図から起こした最初の型です。
鋳型を作るのに用いる模型です。
具体的には、水中ポンプの動力ギアを生産する時に、金属を流し込むための砂型をとるために、気を削って作る型が木型です。
木型の種類
型にもいろいろな種類の材料があり、木が主ですが金属、発泡スチロール、ウレタン、樹脂系ブロック、ケミカルウッドなどがあります。
靴屋や和菓子、落雁、鋳造、アンティーク、椅子、たい焼きなどをのオーダーメイド製品を少量生産する時に、最初にとる型が木型です。
鋳造との違い
鋳造との違いは
鋳造は金属を流し込んで製品化すること。
木型は、金属を流し込む砂型を作る型のことです。
要は、鋳造用の模型が木型になります。
なぜ、木型なのか?
その理由は、複雑な形の鋳造製品は部品ごとに分けて木型を作成する必要があるからです。
金型との違い
金型の素材は鉄、木型の素材は木、という違いがあります。
工程・見積もり後の流れ
設計図をデータ化して、モデリングマシンで切削し、最後は職人の手仕事で仕上げます。
相場
木型は大体手作業で作られており、木型職人は高度な技術経験が必要とされ、加工精度は0.3mm以下と言われているため、近年、木型職人が減少しており、相場は引き上げ傾向になります。
詳細は、お気軽にお問合せ下さい。
対応エリア
対応エリアは、福岡、北九州、宮城県、三島市、佐賀、高松、堺、愛知、小牧、富山、栃木、徳島、名古屋、長岡、長野、新潟、静岡、山口、山形など、全国津々浦々です。
詳細のお問い合わせは、木型製作サービスページをご確認ください。